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骨密度

骨密度測定

 骨密度の測定方法には、
 DXA法(Dual energy X-ray Absorptiometry)−高、底2種類のX線を照射し、その透過強度の差から骨密度を計算する方法
 MD法(Micro Densitometry)−手のひらのX線写真をとって、その陰影濃度をアルミニウム階段の陰影濃度と比較して求める方法
 CT法−コンピュータX線断層撮影装置(Computed Tomography)の画像の濃度で骨密度を測定する方法
 超音波法−超音波を骨に当て、伝達速度と減衰率を測定して骨密度を測定する方法
があります。
 また、測定部位も全身、腰椎、、前腕骨(橈骨・尺骨)、頸骨など様々です。
 どの方法が正しいのかは研究者に任せるとして、一般の方は同一測定方法間での加齢に伴う変化に注意することが大切です。
 


アロカAOS-100(写真はアロカのホームページよりご提供いただきました)

骨粗鬆症とは?

 「骨量(骨に含まれるカルシウムを中心としたミネラルの量)が減少し、かつ骨組織の微細構造が変化し、そのために骨が脆くなり骨折しやすくなった病態」(国際骨粗鬆症学会 1993.)のことをいいます。

女性の年齢平均は安心できない

 平均的な日本人の女性の場合は80才前後に骨粗鬆症に羅漢しやすくなることろまで骨の強さが低下します。つまり、女性の場合は年齢平均値は安心できる値ではありません。

骨粗鬆症の予防

 骨粗鬆症は予防が最も重要かつ有効な疾患です。骨粗鬆症の具体的な予防方法としてはカルシウムの十分な摂取、運動、適度な日光照射が有効です。この他アルコール、ニコチンおよびカフェインはカルシウムの吸収を阻害するなどの作用があり骨量を低下させるので注意が必要であることはいうまでもありません。
 さらに、もう少し長期的な予防を考える必要もあります。女性では10代後半から20才ころに骨量が最大になり、以後40才ころまでこれを維持し、その後閉経と共に急速に骨量が低下します。
したがって長期的な予防として
・ 10才代の成長期に骨量をなるべく多くしておく。
・ 20才前後で無理な減量を行なわない。
・ その後の骨量の低下をなるべく少なくする。
を考えておくことも大切です。
 骨粗鬆症は「より長く」がもたらした問題の一つです。我々は「より長く」に「よりよく」を重ねるため、医療技術や機器の進歩だけにたよることなく、自らの努力によって解決していかなければなりません。

摂りすぎも好ましくない

 骨粗鬆症予防にはカルシウムの摂取が大切ですが、最近の研究では過剰摂取は反対にカルシウムの吸収を阻害することもわかってきました。これを予防するため厚生省(現厚生労働省)策定第6次改定日本人の栄養所要量(2000年4月から2004年)から許容上限摂取量を設定しています。カルシウムについては欠乏症を防ぐ必要量すなわち所要量(成人男女およそ1日600mg:年令性別により異なる)に対して、過剰摂取による健康阻害を防ぐ上限値として(成人男女1日2500mg)を設定しています。

許容上限摂取量はカルシウムだけでなく、ビタミンA、、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、ナイアシン、ビタミンB6、葉酸、鉄、リン、マグネシウム、銅、ヨウ素、マンガン、セレン、亜鉛、クロム、モリブデンについて設定しています。


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