体脂肪率とは、体重の中に占める体脂肪の率をあらわしたものです。測定方法には、専用の水槽で比重を求めて測る水中体重法、キャリパーという機器で上腕背部、肩甲骨下部、腹部の皮下脂肪厚を測定し推定する方法、電気抵抗から推定するインビーダンス法、CTスキャンの結果から推定する方法等があります。水中体重法は別(大規模な装置と時間が必要)にして、他の測定方法はそれぞれのメリットはあるものの現在のところあまり正確とはいえない面もあります。異なった測定方法間での比較よりも、同一測定方法間での推移を見ることのほうが大切といえます。
健康指導部では、手軽に測定できる両脚間に電気を通して推定するインビーダンス法と両腕間に電気を通して推定するインビーダンス法を実施しています。インビーダンス法は、脂肪はほとんど電気を通さないのに対して、筋肉に含まれる水分は電気を通す性質を利用して、その電気抵抗から全身の体脂肪率を推定しています。そのため体内の水分量の増減や皮膚温の影響を強く受け、朝起きた直後や食事直後の測定は不向きです。
- 測定前4時間は飲食をしない。
- 測定前12時間は、中等度から強度の身体活動は避ける。
- 測定前に完全に排泄する。
- 測定前の48時間は、アルコールの摂取を控える。
- 測定前に医師に処方されたもの以外の、カフェインを含んだ飲み物や利尿薬などは摂取しない。
このガイドラインに従わないと測定誤差は増加する。