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ALT(GPT)

ALT(GPT)

 ALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)はAST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)とともに、アミノ酸やエネルギーの代謝に関係する細胞内の酵素で、肝臓の他、心筋、骨格筋、腎臓など多くの臓器組織細胞中に含まれています。これらの臓器が障害を受けると血液中に漏れ出てきます。
 ALTが肝特異的であるのに対し、AST骨格筋や心筋疾患、溶血性疾患でも上昇します。そこで、とくにASTは肝臓と心臓の病気の指標として、GPTは肝臓あるいは胆道の病気の指標として使われています。
 AST単独での肝疾患の鑑別診断は難しいですが、AST/ALT比から肝疾患の種類をおおまかに推測することはできます。

 AST < ALT 急性肝炎、慢性肝炎など
 AST > ALT 肝硬変、肝がん、アルコール性肝炎、急性肝炎の初期・回復期

 検査結果には「ALT」または「GPT」と表示されています。

判定区分

情報提供
(異常なし)
動機付け支援
(軽度異常)
積極的的支援(1)(2)
(要経過観察・生活改善)
受診勧奨
(要治療・要精検)
0〜30
31〜40
41〜60
61〜

 (IU/l)

積極的支援(1)−最初の健診より6ヶ月を超えて数値が改善しない場合は受診勧奨とする。
積極的支援(2)−最初の健診より3ヶ月を超えて数値が改善しない場合は受診勧奨とする。

(日本人間ドック学会)

疑われる疾患

低い場合
 特に臨床的意義は少ない。
高い場合
 急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、心筋梗塞、多発性筋炎、筋ジストロフィー症、溶血性疾患など


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