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血清カリウム

血清カリウム(血液生化学検査)

 カリウムは主として細胞内液に多く存在します。血清中にも一定量存在しますが、その濃度は神経や筋肉の興奮性に関与し、特に心筋に大きな影響を及ぼします。血清カリウム値は血清と細胞内、血清と体外のカリウムの移動で平衡状態が保たれています。したがって、下痢・嘔吐による喪失や腎からの排泄促進で低カリウム血症をきたし、腎不全などカリウム排泄障害や細胞からの放出によって高カリウム血症をきたします。

 検査結果には「カリウム」、「K」などと表示されています。

基準値

性別に関係なく
3.7〜4.8mEq/l

疑われる疾患

低い場合
 カリウム摂取不足、代謝性アルカローシス・糖尿病性アシドーシスの回復期、周期性四肢麻痺、嘔吐・下痢、アルドステロン症(副腎皮質の腫瘍や過形成)、クッシング症候群、肝硬変、ネフローゼ、本態性高血圧、多尿、利尿剤投与時など
高い場合
 保存血の輸血や輸液による過剰注入、カリウムの過剰経口投与、生体内および生体外溶血、アシドーシス、腎不全、乏尿、無尿、組織壊死など



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