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BMI法

  肥満は、過剰なエネルギーを体内に脂肪として蓄えた状態です。その健康に及ぼす有害性から重要なリスクファクター(危険因子)の一つです。現在のところ測定方法そのものや、どの程度をもって「肥満とするのか」、「病気とするのか」などまだまだ多くの問題もかかえていますが、今回は国際的な学会などにおいても通用するBMI法について考えてみましょう。


 現在肥満判定のための測定方法には大きく、体組成の分析(比重、電気抵抗、CT等)による方法、皮下脂肪厚測定(キャリパー等)による方法、標準体重(ブローカ指数や松木式、箕輪式等)による方法、体格指数(ローレル指数やポランデル指数等)による方法の4つがあります。
 BMI法は体格指数の一つです。少し前まではカウプ指数と呼ばれていたのですが、数多くの体格指数の中で最も肥満の判定に適しているということから、キースらによって高く評価されBody Mass Index(BMI)と呼ばれるようになりました。

 BMIの求め方


(単位がmであることに注意)

 肥満の判定についてはBMIによって求められた体重の+何%以上を肥満とする方法と、BMIそのものに範囲を定め、肥満とする方法(下表)があります。どちらの方法が優れているかは学者にまかせるとして、BMIなどの体格指数を用いる場合は、簡単に計算できるというメリットに対して、筋肉量の多いスポーツマンと真の肥満者を区別できないデメリットがあり、これをどのようにとらえるかが大切です。

表 BMIの目安

判定
BMI
やせ
18.5未満
普通
18.5以上25未満
肥満1度
25以上30未満
肥満2度
30以上35未満
肥満3度
35以上40未満
肥満4度
40以上
第20回日本日本肥満学会肥満症判断基準(1999.10)

 ただ、統計的な処理に基づいた一つの目安としては、BMIの22に当たる体重が最も病気になりにくい体重だと言われています。


 この計算によって求められた体重と、自分自身の最も活動的な体重を比較して、適正体重や目標体重を設定していくことは大切です。また、BMIとは直接関係ありませんが、我々日本人によく見られる30歳〜60歳前後における加齢に伴う体重の増加は押さえたいものです。

(亀澤)



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