ニコチンは、口のなかの粘膜から、じつに効率よく吸収され、たばこを吸って数秒以内に全身にまわります。ニコチンの少ないたばこに換えても、無意識にしっかり煙を吸って、ほとんど同じ量のニコチンを吸収しています。タ−ル(たばこのヤニ)は、ほとんど吸収されませんが、肺やのどにくっついて、ガンを引き起こします。一酸化炭素は、吸った煙の量に比例して血液中のヘモグロビンに結合し、全身の血管を細くしたり、動脈硬化の原因になるといわれています。軽いたばこに換えても一酸化炭素の量はかわりありません。
1 たばこを吸って数秒以内に、心臓にゆく血管は細くなり、狭心症や心筋梗塞の引き金になります。
2 血圧は10%程度、上昇します。
3 悪玉コレステロ−ルを増やし、動脈硬化を促進します。
4 朝のむかつきの大きな原因です。胃潰瘍、十二指腸潰瘍の原因になりますし再発を繰り返すもとになります。
5 血液に粘りが出て、血管が詰まりやすくなり、脳血栓や脳卒中がふえます。
6 朝のせきやたんは、たばこの煙に含まれるいろいろな粒子(ごみ)が原因です。
7 慢性気管支炎や気管支喘息が誘発されます。
8 肺ガンは、ヘビ−スモ−カ−では、非喫煙者よりはるかに高い比率で発生します。
9 煙に直接触れるのどやしたのガンになるのは、ほとんどがたばこを吸う人です。
10 肝臓ガン、大腸ガン、膀胱ガンも、たばこで増える病気です。
11 においに鈍感になり、食べ物の味がわかりにくくなります。
12 肌の血流も減り、しわが増えて、肌の老化が早くなります。
13 子供に喘息やアトピ−があれば、まずおとうさんがたばこをやめてみるのが一番の治療法です。親が喫煙者である場合喘息は3倍になると報告されています。