いかがでしょうか?大変わかりにくく感じられた方もたくさんおられるのではないかと思います。しかし、実はその使い方によっては、運動、身体活動に対して改善が困難に感じられる方への指導。また、メタボリック症候群の概念を取り入れた特定保健指導の実際において大変効果的に機能します。
エクササイズガイドを効果的に機能させるポイント
●効果的に機能させるポイント1 −行動変容を促すための方法論と最低基準の理解−
指導上の基本は「週23EXの活発な身体活動!そのうち4EXは活発な運動を!」です。しかし、実際システマティックレビューで得られた、エビデンス(科学的根拠)のある結果は、週23EXの身体活動または週4EXの運動のどちらか一方です。また、身体活動には週19EXから26EX、運動には週2EXから10EXという幅があります。図9をご覧下さい。その概念を作図したものです。身体活動、運動の足りない人への有効性を考慮した最低限のアプローチは週19EXの身体活動と週2EXの運動の2つの方法があります。指導の最低基準として週19EXの身体活動または週2EXの運動の組み合わせを考えておくことが、効果の望める行動変容を促すための大切なポイントです。